この記事では、「葛」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「葛」の正しい読み方は「かずら」と「クズ」どちら
「葛」は、「かずら」や「クズ」と読む事ができます。
しかし、この「葛」という言葉の、正しい読み方はどちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
「葛」の正しい読み方は「かずら」です。
しかし、これを「クズ」と読むこともあります。
そのため、「葛」の読み方としては「かずら」も「クズ」も正しいと言えます。
なお、これはどちらも訓読みです。
これを音読みすれば「かつ」となります。
これは「葛飾区」などで使用される「葛」なのです。
「葛」の意味
「葛」は、「かずら」と読めば、「つる草」を総称する言葉になります。
しかし「クズ」と読めば、「マメ科の多年草」を示す固有名詞になるのです。
そのため、「かずら」は総称であり、「クズ」は特定の植物の名称というように、読み方で意味が変化するのです。
「葛」の言葉の使い方や使われ方
ここで、「葛」を使用した例文を挙げていきます。
ここでの読み方は、全て「かずら」になりますので、注意するとよいでしょう。
・『うっそうとした葛が、壁一面を覆っていました』
・『葛はマメ科の多年草であり十メートルほどに成長します』
・『城壁には葛がびっしりと張り付いていました』
まとめ
「葛」は、「かずら」や「クズ」と読めます。
どちらの読みが正しいか、判断に迷う場合もあります。
しかし、どちらも正しい読み方であり、「かずら」とも「クズ」とも読めるのです。
ただし、読み方によって指し示す範囲が変化します。
「かずら」は「つる草」の総称であり、「クズ」は特定の植物の名称を示す言葉なのです。