この記事では、「並盛」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「並盛」の正しい読み方
「並盛」の正しい読み方は「なみもり」です。
「なみ・もり」は訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
本来「並盛り」と送り仮名が入りますが、文化庁により、送り仮名を含む語句を名詞として使う場合、送り仮名は省略できるとされています。
「並盛」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「並盛」は「へいもり」「ならびもり」などと間違って読まれることがあります。
「並盛」について説明
「並盛」の意味は以下の通りです。
1つ目は、「積み上げてある程度が、多くも少なくもない様子」という意味です。
2つ目は、「主に茶碗やどんぶりに飯をよそう際に、普通の量にすること」という意味です。
「並盛」は名詞・形容動詞として「並盛だ・である」「並盛にする・した」「並盛で頼む」などと使われます。
飲食店で使われる場合、どの程度の量になるかはその店の基準で決められることが多く、「大盛(おおもり)」「並盛(なみもり)」「小盛(こもり)」などのサイズがあります。
「並盛」の言葉の由来
「並盛」は漢字の意味から成り立つ語です。
「並」は「ならんでいること」「よくも悪くもなく、ごく般的であること」「中くらい」という意味、「盛」は「積み上げること」「積み上げた分量」という意味、「並盛」で「積み上げた分量が中くらいであること」になります。
まとめ
今回は「並盛」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。