この記事では、「事柄」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「事柄」の正しい読み方は「ことがら」
「事柄」は「ことがら」と読むのが正しい言葉です。
「事」の字を「こと」と読み、「柄」を「がら」と読みます。
二つの漢字の訓読みを用いた読み方となります。
「事柄」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「事柄」の間違いやすい読み方は「じへい」といえるでしょう。
音読みにおいて、「事」は「じ」、「柄」は「へい」と読みますが、「事柄」は双方の漢字の訓読みを取り入れた読み方になるため誤用となります。
また、「柄」の訓読みには「え」という読み方もありますが、「事柄」は「ことえ」などとは読まないので注意しましょう。
「事柄」について説明
「事柄」は、「出来事」「しごと」「行い」を表す「事」と、「器の取っ手」「性質」「勢い」などの意を示す「柄」によって構成される熟語で、「特定の出来事や状況」「ある物事そのもの」「物事の様子」といった意味があります。
「事柄」という言葉は、日常生活をはじめ、ビジネス分野や教育分野など様々なシーンで使用されています。
「事柄」の使用例としては、「リサーチした事柄を報告する」や「動物に関する事柄」「以下の事柄について説明します」などが挙げられます。
なお、上記の意味の他に「人間の有り様」「体格」「品格」といった意味も含まれており、こちらの場合は「骨柄(こつがら)」の音が変化したものと考えられています。
まとめ
「事柄」の正しい読み方は「ことがら」になります。
「じへい」や「ことえ」などと読み間違えないことがポイントです。
「事柄」は日常生活を中心とした様々な場面で使われている言葉なので、この機会に正しい読み方をマスターしておきましょう。
ぜひ漢字の読み方を覚える参考にしてください。