「歩兵」という言葉の読み方として正しいのは何なのでしょうか。
今回は、「歩兵」の正しい読み方と意味について解説します。
「歩兵」の正しい読み方は「ほへい」と「ふひょう」どちら
「歩兵」という言葉は「ほへい」と「ふひょう」の2つの読み方が思い浮かびます。
「ほへい」と「ふひょう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「歩兵」は「ほへい」と「ふひょう」の両方とも正しい読み方です。
「歩」は「歩幅(ほはば)」「競歩(きょうほ)」など「ほ」という読み方と「歩成(ふなり)」「二歩(にふ)」など「ふ」という読み方があります。
「兵」は「兵隊(へいたい)」「衛兵(えいへい)」など「へい」という読み方と「兵糧(ひょうろう)」「雑兵(ぞうひょう)」など「ひょう」という読み方を持ちます。
それぞれの読み方を組み合わせた「ほへい」と「ふひょう」が「歩兵」の正しい読み方です。
「歩兵」の意味
「歩兵」を「ほへい」と読むときの意味は「戦闘に徒歩で参加する一般兵」を意味する言葉です。
戦闘に参加する兵士は移動手段や装備によって分類されます。
特殊な車両や装備を持たず徒歩で戦闘に参加する一般的な兵士が「歩兵」です。
陸上戦力としては最大の人数を誇る兵科であり直接的な戦闘力は高くないものの地域の制圧や治安維持、人員の捜索や逮捕など様々な任務をこなす軍隊における主要戦力です。
「歩兵」を「ふひょう」と読む時の意味は「将棋の駒のひとつ」を意味します。
徒歩で戦う兵士、という「ほへい」と同じ意味もありますが一般的に「ふひょう」という読み方は将棋の駒を指すときに用いられる読み方です。
最も数が多い駒ですが初期状態では前方1マスしか進めない最弱の駒です。
縦に2枚並べて置くと「二歩」となり反則負けになります。
「歩兵」の言葉の使い方や使われ方
・『前線に歩兵を投入する』
・『戦車部隊は歩兵のサポートがあって初めて機能する』
・『歩兵を取って王手をかける』
まとめ
「歩兵」は「ほへい」と「ふひょう」のどちらも正しい読み方ですが指している内容が異なります。
それぞれの意味を正しく理解して使い分けてください。