「傍用」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「傍用」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「傍用」の正しい読み方は「ぼうよう」
「傍用」の正しい読み方は「ぼうよう」です。
「傍」には「傍流」【ぼうりゅう】「傍聴」【ぼうちょう】など「ぼう」という読み方があります。
「用」は「用法」【ようほう】「採用」【さいよう】など「よう」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「ぼうよう」が「傍用」の正しい読み方です。
「傍用」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「傍用」のよくある間違った読み方として挙がるのが「そばよう」「かたよう」です。
「傍」には「傍机」【そばづくえ】「傍杖」【そばづえ】など「そば」という読み方があるほか「傍片」【かたへら】「傍屋」【かたや】など「かた」とも読みます。
どちらの読み方も「傍用」には当てはまりません。
「傍用」について説明
「傍用」とは、「他のものと併せて使うもの」という意味で用いられている言葉です。
単独で使用するのではなく他のものとセットで使うことを前提にしているものを表します。
問題集やドリルなど学習教育関係で用いられることが多く、教科書と併せて使う問題集のことを「教科書傍用問題集」といいます。
他のものと合わせて使用することを前提にしているため解説やつくりが簡素で単独では足りない部分もあるのが特徴です。
教科書を読めば理解できる解説については記述が省かれているなど、他のものと一緒に使わないと真価を発揮できません。
「傍用」の言葉の由来
「傍」には他のものの隣を意味する「かたわら」という意味があります。
「他のもののかたわらで一緒に用いる」が「傍用」の由来です。
まとめ
「傍用」は問題集以外ではあまり使わない言葉です。
受験生なら誰でも知っている言葉なので正しい読み方と意味を知っておきましょう。