「分相応」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「分相応」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「分相応」の正しい読み方は「ぶんそうおう」
「分相応」の正しい読み方は「ぶんそうおう」です。
「分」には「分解」【ぶんかい】「親分」【おやぶん】など「ぶん」という読み方があります。
「相」は「相対」【そうたい】「手相」【てそう】など「そう」と読み「応」は「応答」【おうとう】「対応」【たいおう】など「おう」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「ぶんそうおう」が「分相応」の正しい読み方です。
「分相応」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「分相応」のよくある間違った読み方として挙がるのが「ふんそうおう」「ぶんあいおう」です。
「分」には「分限」【ぶげん】「一分銀」【いちぶぎん】など「ぶ」という読み方があり「相」は「相棒」【あいぼう】「相見積」【あいみつもり】など「あい」とも読みます。
どちらの読み方も「分相応」には当てはまりません。
「分相応」について説明
「分相応」とは、「人にふさわしく丁度良い程度であること」を意味する言葉です。
ある物事がその人の地位や能力、身分や実力などにあっていることを指します。
収入に相応しい家賃や能力に見合った役職などある物事のランクが高すぎも低すぎもしないさまを表します。
「分相応」の言葉の由来
「分」にはいくつかに分けるという忌があり、階級やレベルなどの意味で使われます。
「相応」はふさわしいことを意味するので「階級やレベルなどに見合っていてふさわしい」が「分相応」の由来です。
まとめ
「分相応」は自分に対して使うには問題ありませんが、他人に対して使うと失礼に当たる場合があります。
微妙なニュアンスを含むので注意して使いましょう。