この記事では、「文盲」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「文盲」の正しい読み方は「ぶんもう」と「もんもう」どちら
「文盲」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「文」の漢字の音読みは「ブン・モン」で、訓読みは「ふみ」です。
また「盲」の漢字の音読みは「モウ」で、訓読みは「くら(い)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「ぶんもう」とも読めますし、また「もんもう」とも読めることが分かります。
しかし、この個別の漢字の読みの分析からは、いずれが正しい読み方なのかは、残念ながら判断できません。
さて、「文盲」の正しい読み方は「ぶんもう」と「もんもう」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「文盲」の正しい読み方は「もんもう」で、「ぶんもう」と読むのは間違いです。
この熟語の例の様に、個別の漢字の読みが分かっていても、熟語の読みが必ずしも正しく出来ない場合がある点も、日本語の難しさと言えるかも知れません。
「文盲」の意味
「文盲」とは、「文字の読み書きが出来ないこと、及びその人のこと」を意味する言葉です。
「文盲」の言葉の使い方や使われ方
・『日本の識字率は非常に高いと言えますが、稀に諸事情により、文盲の人も居られます』
・『世界には、初等教育もまともに受けられず、文盲の人が多い国も存在します』
・『文盲とは、訓読みではふみに暗いと読め、そこから意味は推察できます』
まとめ
「文盲」の正しい読み方は「もんもう」で、「ぶんもう」と読むのは間違いです。
また、この「文盲」とは、「文字の読み書きが出来ないこと、及びその人のこと」を意味する言葉です。