この記事では、「興亡」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「興亡」の正しい読み方は「きょうぼう」と「こうぼう」どちら
興亡の漢字を見て、きょうぼうという読み方をしてしまう人が中にはいるものです。
というのも興の漢字は、興味でも分かる様に、きょうという読み方が出来るし、亡もそのまま、ぼうという読み方が可能な漢字だったりします。
なのでそれらの読み方を組み合わせて、きょうぼうと読んでしまう事は理解出来る部分があるのです。
所が実際は興亡を、きょうぼうと読むのは誤りで、こうぼうと読むのは正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
興亡は、こうぼうと読むのが正解な言葉です。
そもそも興の漢字は単体で、こうと読む事が出来る上に、亡の漢字も単体で、ぼうという読みが存在しています。
そのため2つの読みをシンプルに合体させて興亡は、こうぼうという読み方になるのです。
「興亡」の意味
興亡は、おこるや勢いが盛んになるといった意味の興の漢字に、存在していたものがなくなるや死ぬといった意味を持っている亡の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ興亡は、興る事と滅びる事を表すのです。
「興亡」の言葉の使い方や使われ方
・『かつてこの地で、国の興亡をかけた戦いが起こりました』
・『この戦争は、正にこの国の興亡を賭けた戦いとなるのです』
・『我が国家の興亡に関わる様な、大問題が生じた模様です』
まとめ
興の漢字は、きょうという読み方が出来ますが興亡を、きょうぼうと読んでしまうのは誤りだったりします。
正しくは、こうぼうと読むべき漢字である点を覚えておく必要があるのです。
更にそんな興亡は、興廃といった意味に用いられる言葉となっています。