この記事では、「向後」苗字での読み方を詳しく説明していきます。
「向後」で使われる苗字での読み方は「こうご」と「こご」
「向」の漢字は、「向上」【こうじょう】や「転向」【てんこう】に、「出向」【しゅっこう】の言葉を見れば理解出来る事でしょうが、音読みで「こう」と読めるのです。
訓読みでは、「向く」【むく】とか「向ける」【むける】等の言葉みたいに、「む」と読む事が出来ます。
所が音読みだけでなく訓読みを調べてみても、「こ」という読みは見付けられません。
「後」の漢字は、「後光」【ごこう】や「背後」【はいご】に、「後退」【こうたい】という言葉の通り、音読みで「ご」とか「こう」と読む事が可能です。
訓読みの方では、「後に」【のちに】や「後ろの方」【うしろのほう】の言葉の通り、「のち」とか「うし」といった読み方が出来ます。
故に「向後」の漢字表記を見て、「こうご」と読む事は出来ますが、「こご」という読みはオーソドックスには出来ません。
とはいえ「向後」は苗字としても使用されている言葉であるため、幾分特別な読ませ方をしているのです。
だからこそ「向後」の苗字は、「こうご」だけでなく、「こご」とも読まれています。
「向後」で使われる苗字での読み方で多いと考えられる読み方
「向後」の苗字については、「こうご」と読まれるパターンが一番に多くなっているのです。
「向後」の苗字で連想されるイメージ
「向」は、「むく」や「むかう」に、「むき合う」といった意味を持つ漢字となっています。
続く「後」の漢字は、「空間的にあとの方」とか「うしろ」等という意味があるのです。
以上の様な漢字の構成から「向後」の苗字は、「控え目な人」というイメージがあります。
まとめ
「向後」の苗字は、「こうご」や「こご」と読まれていますが、「こうご」と読まれるケースが特に多く見られるのです。
そんな「向後」の苗字は漢字の構成から、「遠慮がちな人」という印象を有しています。