この記事では、「雲雀」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「雲雀」の正しい読み方は「くもすずめ」と「ひばり」どちら
「雲雀」の「雲」は、音読みで「ウン」、訓読みで「くも」などと読みます。
また「雀」は、音読みで「ジャク」、訓読みで「すずめ」と読むことができます。
正しい読み方の結論
「雲雀」は「ひばり」と読みます。
但し、着物の用語である「雲雀金襴(くもすずめきんらん)」では、「雲雀」を「くもすずめ」と読みます。
「ひばり」は他にも、「鸙」、「告天子(ひばり・こうてんし)」の漢字表記もあります。
「雲雀」は晴れた日に空高く囀(さえず)ることから、「日晴(ひはる)」と呼ばれ、そこから「ひばり」になったと言うのが定説となっています。
地域によっては、「ひばり」を「日晴鳥」と表記する名前もあります。
「雲雀」の意味
「雲雀」とは、スズメ目ヒバリ科ヒバリ属に属している鳥類を意味しています。
「雲雀」の「雲」は、「くも」、「細かい水滴が空に浮かんでいるもの」などを表しています。
また「雀」は「すずめ」、「スズメ目スズメ科スズメ属に分類されている鳥類の一種」などの意味があります。
「ひばり」は雲に届きそうな高さまで飛び上がりながら囀り、雀に似た鳥と言う意味で、「雲雀」の漢字名が付けられたと言われています。
「雲雀」の言葉の使い方や使われ方
・『雲雀は頭に小さな冠羽(かんう)があるのが特徴です』
・『雲雀は日本では北海道を除いて、一年中生息している留鳥です』
・『雲雀は春を告げる鳥としても知られています』
まとめ
「雲雀」の漢字名と、「ひばり」の読み方は、どちらも「ひばり」と言う鳥の生態が表現されている語だと言えます。
また、「雲雀」だけではなく、「四十雀(しじゅうから)」や「山雀(やまがら)」など、「雀」の名前がついている鳥は他にもいます。
それぞれ鳥の名前に意味があるので、それらを調べてみるのも面白いかもしれません。