この記事では、「四阿」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「四阿」の正しい読み方は「あずまや」と「しあ」どちら
「四阿」の「四」は、音読みで「シ」、訓読みで「よ」、「よん」などと読みます。
また「阿」は、音読みで「ア」、訓読みで「ひさし」、「お」、「くま」などと読むことができます。
「四」と「阿」を音読みで読むと、「しあ」となります。
一方、音読み、訓読みの組み合わせでは、「あずまや」と読むことはできません。
正しい読み方の結論
「四阿」は「あずまや」と「しあ」のどちらでも読むことができます。
「あずまや」は他にも、「東屋」、「阿舎」の漢字表記があります。
いずれも意味は同じです。
「四阿」の意味
「四阿」とは、眺望や休息などを目的に建てられた庭園などにある簡易な家屋のことを言います。
「四阿」の「阿」は棟を表しているので、「四阿」の漢字は四方へ軒を下ろした寄棟造(よせむねづくり)の意味を持っています。
「四阿」の「四」は、「よっつ」、「よん」などの意味があります。
また「阿」は、「おか」、「くま」、「ひさし」などを表しています。
「四阿」の言葉の使い方や使われ方
・『庭園を散歩した後、四阿で少し休憩を取りました』
・『四阿は雨宿りにもなるので助かります』
・『この庭園は四阿の中から観る眺めも素晴らしいです』
まとめ
「四阿」は「あずまや」と「しあ」のどちらでも読めることを覚えておくと良いでしょう。
また、「あずまや」は「四阿」だけではなく、「東屋」や「阿舎」と漢字で表すことができることも併せて覚えておけば、さらに表現の幅が広がります。
機会があれば、「四阿」を利用してみることで、「あずまや」や「しあ」を、より身近に感じることができるかもしれません。