この記事では、「尾張」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「尾張」の正しい読み方は「おわり」と「おはり」どちら
「尾」という漢字は訓読みでは「お」、音読みでは「び」と読みます。
そして、「張」という漢字は訓読みでは「張(は)る」、音読みでは「ちょう」と読みます。
「尾張」の場合、両方の漢字を訓読みにし、「張」の音を少し変化させて「おわり」と読むのが正しいです。
正しい読み方の結論
「尾張」の正しい読み方は「おわり」になります。
「尾張」の意味
「尾張」とは、かつて愛知県西部にあった旧国名です。
「尾張」と言えば、「織田信長」や「豊臣秀吉」をはじめ、名だたる戦国武将たちを輩出した地でもあります。
「尾張」に侵攻してきた今川氏を「桶狭間の戦い」で破ったことから織田家の台頭が始まっていきました。
そして、「織田信長」が本能寺で非業の死を遂げると、今度は織田家の継嗣問題や領地再分配に関する会議であり、「豊臣秀吉」のその後の進退を決定づけた「清須会議」がこの「尾張」の地で開かれました。
その後、豊臣勢力と織田・徳川勢力間で「尾張」の北部を中心に「小牧・長久手の戦い」が展開されます。
このように「尾張」は戦国時代と特にゆかりのある場所なのです。
「尾張」の言葉の使い方や使われ方
・『尾張はその昔、天火明神を祖神とし、天忍人命から始まる尾張氏が本拠地をおいていたとされる』
・『尾張にある熱田神宮には、三種の神器の1つである草薙剣が祀られている』
・『尾張出身の戦国武将には前田慶次や森可成、福島正則など武名名高い人物がたくさんいる』
まとめ
・「尾張」の正しい読み方は「おわり」になります。
・「尾張」とは、かつて愛知県西部にあった旧国名です。