この記事では、「根幹」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「根幹」の正しい読み方は「こんかん」と「ねみき」どちら
「根幹」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを、確認します。
「根」の漢字の音読みは「コン」で、訓読みは「ね」です。
また、「幹」の漢字の音読みは「カン」で、訓読みは「みき」です。
ここから、単純に音読み+音読みで繋げれば、「こんかん」と読めますし、また訓読み+訓読みで繋げれば、「ねみき」と読めることが分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかは、ここからは判断できません。
さて、「根幹」の正しい読み方は「こんかん」と「ねみき」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「根幹」の正しい読み方は「こんかん」で、「ねみき」と読むのは間違いです。
この熟語では、訓読みを重ねた読み方ではなく、音読みを重ねた読み方が、正しいと言うことになります。
熟語の読み方としては、音読みを重ねた読み方が最も多く、この熟語もそれに当たると言えます。
「根幹」の意味
「根幹」の文字通りの意味としては、「木の根と幹のこと」で、そこから転じて「物事の最も重要な事柄」の意味を持つ言葉です。
「根幹」の言葉の使い方や使われ方
・『根幹のしっかりしていない樹木は暴風で倒れやすいと言えます』
・『A社との取引がなくなることは、当社の経営の根幹を揺るがす事態と言えます』
・『多額の研究投資をした新製品開発に失敗したことが、当社の経営の根幹を揺るがす事態を招いた』
まとめ
「根幹」の正しい読み方は「こんかん」で、「ねみき」と読むのは間違いです。
また、この「根幹」とは、「物事の最も重要な事柄」を意味する言葉です。