この記事では、「注ぐ」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「注ぐ」の正しい読み方は「そそぐ」と「つぐ」どちら
「注ぐ」には2つの読み方があります。
1つ目は「そそぐ」で、訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
2つ目は「つぐ」で、こちらも訓読みになりますが、常用外です。
「注」の訓読みは「そそ(ぐ)・つ(ぐ)・さ(す)」です。
正しい読み方の結論
「注ぐ」の正しい読み方は「そそぐ」「つぐ」の2つです。
ただし、読み方により多少意味が違ってきます。
「注ぐ」の意味
「注ぐ」の読み方による意味の違いは以下の通りです。
「そそぐ」と読む場合、「流れ込む」「雨や雪などがずっと降っている」「容器などに水を流し入れる」「涙を流す」「水を上からふりかける」「ひとつのことに集中する」という意味です。
「つぐ」と読む場合、「容器に接する様にして液体を流し入れる」という意味です。
「つぐ」の語源は「継ぐ(つぐ)」という言葉で、「前の者のあとを受けて引き続き行うこと」から転じて「絶えないように前からあるものに加え補う」という意味です。
ここから「なくなりそうなものに流し入れて足す」という意味で使われています。
「注ぐ」の言葉の使い方や使われ方
「注ぐ」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『雨が降り注ぐ(そそぐ)』
・『新しい薬の開発に心血を注ぐ(そそぐ)』
・『上司のコップにビールを注ぐ(つぐ)』
まとめ
今回は「注ぐ」の読み方について紹介しました。
「注ぐ」の正しい読み方は「そそぐ」「つぐ」の2つで、読み方により使い方が変わってきます。
正しく読める様に覚えておきましょう。