この記事では、「浮子」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「浮子」の正しい読み方は「あば」と「うき」どちら
「浮子」の「浮」は、音読みで「フ」、訓読みで「う(かぶ)」、「う(く)」などと読みます。
また「子」は、音読みで「シ」、「ス」、訓読みで「こ」などと読むことができます。
「浮」と「子」の音読み、訓読みの組み合わせでは、「あば」と読むことはできません。
さらに、「こ」は「き」とは読まないので、「浮子」を訓読みで読むと、「うきこ」になってしまいます。
正しい読み方の結論
「浮子」は「あば」と「うき」のどちらでも読むことができます。
また、「浮子」は「あば」と読む場合と、「うき」と読む時では意味が異なります。
「浮子」の意味
「浮子(あば)」とは、網漁具で使われるガラス玉やコルク玉などの浮きのことを意味しています。
一方、「浮子(うき)」は、 釣りの時に当たりを知ったり、餌を置くための釣り糸に付ける浮標(ふひょう)などを言います。
「浮子」の「浮」は、「うく」、「うわつく」、「うかべる」などの意味があります。
また「子」は、「こ」、「こども」、「小さいもの」などを表しています。
「浮子」の言葉の使い方や使われ方
・『私は竿の先にある浮子(うき)を見ながら、それが動くのをじっと待っていた』
・『この場所は、浮子釣(うきづり)に適しているようです』
・『浮子(あば)は、漁網の縁の意味の網端(あば)が転じてできた語である』
まとめ
「浮子」は「あば」と「うき」の他に、「ふし」と読むこともできます。
「ふし」は釣りで使う浮きの意味や、水中の浮遊物を表す語です。
「浮子」は「あば」と「うき」、そして「ふし」と読むことを覚えておきましょう。