この記事では、「確り」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「確り」の正しい読み方は「しっかり」と「かくり」どちら
「確」という漢字は訓読みでは「確(たし)か」や「確(しっか)り」と読み、音読みでは「かく」と読みます。
「確り」と書いて「かくり」と読む用法はないので、「確り」は「しっかり」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「確り」の正しい読み方は「しっかり」になります。
「確り」の意味
「確り」には以下の意味が含まれています。
・「物事の基礎や構成がとても安定している様子」
・「堅実で信用できるような性格や人柄、考え」
・「気持ちを引き締めて確実にすること」
・「心身が健全であること」や「意識がハッキリとしていること」
・「十分であること」
など。
「確」という漢字は意味を表す漢字と音を表す漢字を組み合わせてできた「形声文字」です。
成り立ちを辿ると、「石」を表す石偏+「かたい石」を表す文字が組み合わさって「確」という漢字が出来上がりました。
「確り」の言葉の使い方や使われ方
・『途中でほどけないように、靴ひもを確りと結んでおく』
・『彼はおどけてるように見えて、実は確りとした性格である』
・『受験に向けて、苦手科目を確り克服しておく必要がある』
・『事故当時、彼女は体を動かせなかったが、意識は確りとしていたようだ』
・『あの芸人は倹約家として有名であり、確り貯金をしているらしい』
まとめ
・「確り」の正しい読み方は「しっかり」になります。
・「確り」は「物事の基礎や構成がとても安定している様子」や「堅実で信用できるような性格や人柄、考え」、「気持ちを引き締めて確実にすること」など多くの意味を含める言葉です。