この記事では、「維納」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「維納」の正しい読み方は「いのう」と「ウィーン」どちら
維納という漢字表記を目にして思わず、いのうと読んでしまう人がいるものです。
確かに維の漢字には単独で、いという読み方があるし、同じく納の漢字には、のうという読みが存在しています。
なのでその2つの読み方をシンプルに組み合わせて維納を、いのうと読んでしまうのは特に不自然ではありません。
所が実際は維納を、いのうと読むのは間違いで、ウィーンと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
維納は、ウィーンと読むのは正解な言葉です。
とはいえ維納の漢字を見て、何処をどう読めばこれが、ウィーンと読めるのか全然分からないという人も少なくありません。
それもそのはずで、これは日本語の熟字訓と言われる特殊な読み方が関係しているのです。
熟字訓とは漢字が2つ以上結び付いて熟字となる際に、予め訓読みをあてるといった読み方を示す言葉となっています。
そのため維納は、そんな熟字訓により、ウィーンと読む事が可能です。
「維納」の意味
維納は、オーストリア共和国の首都を示す言葉として用いられています。
このウィーンは元々中国では、維也納と漢字表記されていた事から、日本でも漢字で維納と表記する様になったと言われているのです。
「維納」の言葉の使い方や使われ方
・『彼女はピアニストになるという夢を叶えるべく、維納に留学するそうです』
・『ヨーロッパ旅行の際には、維納に立ち寄りました』
・『彼は維納で生まれ、3歳で帰国するまでそこで暮らしていたらしいです』
まとめ
維の漢字は、いと読める上に、納の漢字は、のうと読む事が出来ます。
お陰でその2つを合体させて維納を、いのうと読んでしまう人もいるものです。
ですが維納を、いのうと読むのは間違いで、ウィーンと読むのが正しい読み方となっています。
更にそんな維納は、オーストリア共和国の首都であるウィーンを示す際に、用いられる言葉です。