「緩下剤」という言葉はどう読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「緩下剤」の正しい読み方と意味について解説します。
「緩下剤」の正しい読み方は「かんげざい」と「かんかざい」どちら
「緩下剤」という言葉の読み方としては「かんげざい」と「かんかざい」の2つが考えられます。
「かんげざい」と「かんかざい」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「緩下剤」の正しい読み方は「かんげざい」です。
「緩」には「緩和」【かんわ】「弛緩」【しかん】など「かん」という読み方があります。
「下剤」は熟語で「げざい」と読みます。
「緩下剤」は「緩」という特徴を持つ「下剤」なのでそれぞれの読み方を組み合わせた「かんげざい」が「緩下剤」の正しい読み方です。
「緩下剤」の意味
「緩下剤」とは、「服用すると緩やかに効果が表れ便通がよくなる薬」です。
服用すると便通がよくなる薬を「下剤」といいます。
主に腸の中を空にするために使われる薬で、腸内に便が残っているとまずい腸内検査の前などに用いられるほか便秘の治療薬としても用いられます。
下剤は効果の現れ方や効果時間によっていくつかの種類に分けられます。
下剤の中でも効き目が穏やかでゆっくりと便通が良くなる薬が「緩下剤」です。
下剤の刺激が苦手な人や体に負担をかけたくないときに使われます。
「緩下剤」の言葉の使い方や使われ方
・『明日の検査に備えて緩下剤を飲む』
・『便秘を解消するため緩下剤を服用する』
・『体の負担が少ない緩下剤を処方してもらう』
まとめ
「緩下剤」は「かんげざい」と読み「かんかざい」ではありません。
慢性的な便秘でもない限り普段使う機会はありませんが、体に影響する言葉なので正しい読み方と意味を覚えておきましょう。