この記事では、「美濃」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「美濃」の正しい読み方は「みの」と「びのう」どちら
「美濃」の読み方として考えられるものに、「みの」と「びのう」があります。
「みの」と「びのう」の二つの読み方のうち、「美濃」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「美濃」の正しい読み方の結論は、「みの」が正しい読み方になります。
「美濃」は「日本の古来からある地名+旧令制国の国名区分」であり、その読み方は固有名として「みの」と決められています。
そのため、「美濃」の言葉の「美」と「濃」という漢字を音読みする「びのう」という読み方は、明らかな誤読になってしまうのです。
「美濃」の意味
「美濃」の意味は、「645年の大化の改新(乙巳の変)によって美濃国とされた地域」を意味しています。
「美濃」は「東山道八ヶ国のうちの一国」ですが、戦国時代には「美濃のマムシ」と呼ばれた斎藤道三や織田信長に支配された地域としても有名です。
「美濃」は現代にも残っている地名であり、「岐阜県南部の地名・市名」の意味も持っています。
「美濃」の言葉の使い方や使われ方
「美濃」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『美濃は織田信長が京都上洛する前に斎藤道三を討って攻略した地域で、北陸地方をにらむ拠点でした』
・『美濃の地名は現代に至っても岐阜県美濃市の行政区画として残っています』
・『美濃国というと、岐阜県や愛知県の山域を包摂するような山国のイメージが強く持たれています』
まとめ
この記事では、「美濃」の正しい読み方「みの」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?「美濃」の読み方・意味・使い方を知りたいときは、この記事の解説を参照してみてください。