この記事では、「転ける」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「転ける」の正しい読み方は「こける」と「ころける」どちら
「転」という漢字は訓読みでは「転(ころ)がる」と読み、音読みでは「てん」と読みます。
それを踏まえると「転ける」の場合、一見「ころける」が正解のような気がしますが、正解は「こける」です。
正しい読み方の結論
「転ける」の正しい読み方は「こける」になります。
「転ける」の意味
「転ける」は別の漢字を用いて「傾ける」とも書き、以下の意味を含んでいます。
・「倒れることや転ぶこと」
・「映画や芝居などの興行が良い成績を残せずに終わること」
・「転げ落ちたり、滑り落ちること」
・「惚れること」や「誰かに心が傾くこと」
など。
「転」という漢字の成り立ちは「会意兼形声文字」であり、「車」を表す車偏と「糸巻きを回す手」を表す文字が組み合わさって出来上がりました。
「転ける」の言葉の使い方や使われ方
・(倒れることや転ぶことの意味で)『足下を見ていなかったせいで、何かに躓き、転けてしまった』
・(映画や芝居などの興行が良い成績を残せずに終わることの意味で)『出演者が散々番宣をしていたようだが、結局その映画は転てしまった』
・(転げ落ちたり、滑り落ちることの意味で)『上から物が転けてくる可能性があるので注意しておく』
・(惚れることや誰かに心が傾くことという意味で)『彼は彼女をひと目見て心が転けたようだ』
まとめ
・「転ける」の正しい読み方は「こける」になります。
・「転ける」には「倒れることや転ぶこと」や「映画や芝居などの興行が良い成績を残せずに終わること」など複数の意味が含まれる言葉です。