この記事では、「微塵」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「微塵」の正しい読み方は「びじん」と「みじん」どちら
「微塵」には2つの読み方があります。
1つ目は「びじん」で、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
2つ目は「みじん」で、こちらも音読みになります。
「微」の音読みは「び・み」、訓読みは「かす(か)」、「塵」の音読みは「じん」、訓読みは「ちり」です。
因みに、訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「微塵」の正しい読み方は「びじん」「みじん」の2つで、意味は同じです。
「微塵」の意味
「微塵」は「非常にこまかいほこり」「物が割れたりして、非常にこまかくなること」「下に打消しの語を伴い、ある量や程度がほとんどないこと」「仏教用語で、物質の最小単位を表す原子構造のこと、転じて非常に小さくて目に見えないもののこと」という意味です。
「みじん」の語源は仏教用語で、御仏の教えが満ちている様子を宇宙レベルで考えた概念です。
「びじん」は「みじん」から変化した読み方で、日常で使われることはありません。
「微塵」の言葉の使い方や使われ方
「微塵」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『玉ねぎを微塵(みじん)切りにする』
・『あなたを裏切るつもりは微塵(みじん)もありません』
・『ダイナマイトを使って木っ端微塵(みじん)にする』
まとめ
今回は「微塵」の読み方について紹介しました。
「微塵」の正しい読み方は「びじん」「みじん」の2つで、読み方により使い方が変わってきます。
正しく読める様に覚えておきましょう。