心の奥底で深く悩むことを表す言葉には「懊悩」があります。
この記事では、「懊悩」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「懊悩」の正しい読み方は「おうのう」と「おくのう」どちら
「懊悩」の正しい読み方は「おうのう」であり、「おくのう」とは読みません。
この言葉に使われている「懊」は音読みで「おう」、訓読みは「懊む」で「なやむ」や「うらむ」と読みます。
「悩」は音読みで「のう」、訓読みは「悩む」で「なやむ」と読みます。
正しい読み方の結論
「懊悩」の正しい読み方は「おうのう」であり、「おくのう」とは読みません。
「懊悩」の意味
「懊悩」は心の奥底で深く悩む際や、重い悩みによって悶える時に使います。
普通の悩みよりも深刻な場合が多く、心の葛藤や煩悶などによって行動にも影響を与えます。
この言葉に使われている「懊」と「悩」はどちらも訓読みは「なやむ」と読む共通点があり、2つが合わさることで悩みの程度が非常に高いことを表すのが特徴です。
特に「懊」には悩む以外にも悶えるという意味や恨むという意味があり、深刻な悩みやネガティブな煩悶に対して使うことも可能です。
「懊悩」の言葉の使い方や使われ方
・『十代の少年が持つ懊悩を描いたその小説はとてもリアリティが高く、今年の大ヒット作品になりました』
・『恋の懊悩はいつの時代もみんなが悩むものであり、ドラマやフィクションでもよく取り上げられるテーマです』
・『失恋をした後はずっと懊悩していたが、ようやく振り切れたので来年は頑張りたいと思います』
まとめ
「懊悩」とは心の奥底で深く悩み悶える時に使います。
単純な悩みよりも深刻なものが多く、これをテーマとして扱った作品は多く存在します。