「網膜」という言葉はどのように読めば正しい読み方になるのでしょうか。
今回は、「網膜」の正しい読み方と意味について解説します。
「網膜」の正しい読み方は「もうまく」と「あみまく」どちら
「網膜」という言葉の読み方を漢字の読み方から考えてみると「もうまく」と「あみまく」の2つが候補に浮かびます。
「もうまく」と「あみまく」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「網膜」の正しい読み方は「もうまく」です。
「網」には「網羅」【もうら】「天網」【てんもう】など「もう」という読み方だけでなく、「網糸」【あみいと】「投網」【とあみ】など「あみ」という読み方もあります。
「膜」は「皮膜」【ひまく】「塗膜」【とまく】など「まく」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせると「もうまく」と「あみまく」になりますが、「網膜」の正しい読み方は「もうまく」で「あみまく」という読み方はありません。
「網膜」の意味
「網膜」とは、「眼球の内側にある薄い膜状の組織」を指す言葉です。
目の中に入ってきた光を受け取るところで、光を視覚情報として脳に伝達する重要な役割を担います。
カメラでいうところのフィルムの役割を果たしている器官で異常をきたすと視覚に影響が出ます。
目の周辺に強い衝撃を受けると網膜が眼底から剥がれ落ちて「網膜剥離」という病気になってしまう繊細な器官です。
「網膜」の言葉の使い方や使われ方
・『網膜はとても繊細な器官である』
・『網膜は剥がれても痛みがないので気付きにくい』
・『網膜の異常は早期治療が肝心だ』
まとめ
「網膜」の正しい読み方は「もうまく」であり「あみまく」は間違った読み方です。
人体にとって重要な器官なので正しい読み方で読むようにしてください。