この記事では、「付随」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「付随」の正しい読み方は「ふずい」と「ふぞく」どちら
「付随」の「付」は、音読みで「フ」、訓読みで「つ(く)」、「つ(ける)」などと読みます。
また「随」は、音読みで「ズイ」、訓読みで「したがう」と読むことができます。
「付」と「随」を音読みで読むと、「ふずい」となります。
しかし、「随」は「ぞく」とは読まないので、「ふぞく」と読むことはできません。
正しい読み方の結論
「付随」は「ふずい」と読みます。
一方、「ふぞく」には「付属」の漢字表記があります。
「付随」は「ふぞく」ではなく、「ふずい」と読むようにしましょう。
「付随」の意味
「付随」とは、主になる物事につき従っていることや、伴うことを言います。
「付随」の「付」は、「つく」、「つける」などの意味があります。
また「随」は、「したがう」、「成り行きにまかせる」などを表しています。
「付随」の言葉の使い方や使われ方
・『この作業は本業に付随して行うものです』
・『それにはさらに付随した価値があるように思われます』
・『おかげさまで付随した利益を得ることができました』
まとめ
「ふぞく」は「付属」と表し、主となるものにつき従うことを意味しています。
「付随」も主になる物事につき従っていることを意味するので、この点は「付属」と共通しています。
ですが、「付属」は主となるものの一部であるのに対し、「付随」は主となる物事に影響を受けるものなので、それぞれ意味が違ってきます。
「付随」と「付属」のどちらを用いるかは、その内容によって異なります。
「ふぞく」は「付属」と表し、「付随」は「ふずい」と読むようにしましょう。