この記事では、「健気」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「健気」の正しい読み方は「けなげ」と「けんげ」どちら
「健気」の読み方は「けなげ」で、熟字訓という読み方です。
熟字訓とは、2文字以上の漢字(熟字)に、本来の意味をあてはめて普段使わない読み方をする文法です。
「健」の音読みは「けん」、訓読みは「すこ(やか)・たけ(し)・したた(か)」、「気」の音読みは「き・け」、訓読みは「いき」です。
「けんげ」という読み方はありません。
正しい読み方の結論
「健気」の正しい読み方は「けなげ」です。
「けんげ」とは読みません。
「健気」の意味
「健気」の意味は「心がけが良く感心に行動する様子」「年少者や力の弱い者が困難に立ち向かう様子」「勇ましく気持ちが強い様子」「健康な様子」です。
「けなげ」の語源は「異なり(けなり)」という言葉で、「優れていて他とは違う」という意味です。
次第に「けなりい」という形容詞として使われ、「けなりがる」「けなりげ」に変化しました。
「げ」は「気」と書き「気持ちを表す言葉」で、省略されて「けなげ」になりました。
「健」は「体が丈夫でしっかりしている」という意味であることから当てはめられました。
「健気」の言葉の使い方や使われ方
「健気」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『戦闘が激しい地域でも子供達が健気に遊んでいる』
・『失恋を隠して笑顔を見せる姿が健気だ』
・『彼女は健気に毎日トレーニングを続けている』
まとめ
今回は「健気」の読み方について紹介しました。
「健気」の正しい読み方は「けなげ」で、「けんげ」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。