この記事では、「偶像」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「偶像」の正しい読み方は「アイドル」と「ぐうぞう」どちら
「偶像」は「ぐうぞう」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「アイドル」は俗語的な読み方で、その場の流れや意図に見合う様に、一時的に当てはめられたもので、一般的に認知されておらず、辞書にも載っていません。
正しい読み方の結論
「偶像」の正しい読み方は「ぐうぞう」です。
「アイドル」は一般的に認知されていません。
「偶像」の意味
「偶像」意味は「木・石・土・金属などで作った像」「信仰の対象として、神仏を形象化したもの」「あこがれや崇拝の対象となるもの」という意味です。
「偶像」はラテン語で「idolum」と言い、「崇拝の対象となるもの」という意味です。
元は「偶像崇拝」という習慣から来ている言葉で、神や仏などの存在を、実際に像として形作り崇拝することを表します。
1900年代にアメリカで「若くて人気がある人」という意味の俗語として使われる様になり、日本でも「アイドル」として使われる様になりました。
「アイドル」は「偶像」という言葉の持つ意味の中の一つで、読み方ではありません。
「偶像」の言葉の使い方や使われ方
「偶像」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『私の宗派は偶像崇拝禁止だ』
・『昔から人は崇拝の対象として偶像を作成してきた』
・『彼女は若者から永遠の偶像として崇拝されている』
まとめ
今回は「偶像」の読み方について紹介しました。
「偶像」の正しい読み方は「ぐうぞう」で、「アイドル」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。