この記事では、「功を奏す」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「功を奏す」の正しい読み方は「こうをそうす」と「こうをかなす」どちら
「功を奏す」の読み方は「こうをそうす」で、「功・奏」は音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「功」の音読みは「こう・く」、訓読みは「いさ(お)」、「奏」の音読みは「そう」、訓読みは「かな(でる)」「すす(める)」です。
「功を奏す」と書く場合「こうをかなす」とは読みません。
正しい読み方の結論
「功を奏す」の正しい読み方は「こうをそうす」です。
「こうをかなす」とは読みません。
「功を奏す」の意味
「功を奏す」の意味は、「目的を達成する為に考えた策が成功すること」「努力したことが効果を表すこと」です。
「功」は「すぐれた仕事」「効き目」「はたらき」という意味、「奏す」は「音楽を演奏する」の他に、「上皇や天皇に申しあげる」があります。
「すぐれたはたらきを君主に申し上げること」という意味から転じて「成功する」「効果が表れる」として使われる様になりました。
「功を奏する」と表現することもありますが、意味は同じです。
「功を奏す」の言葉の使い方や使われ方
「功を奏す」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『イメチェンしたことが功を奏して再ブレークする』
・『失敗したことが功を奏して相手に顔を覚えられる』
・『キャンペーンが功を奏し売り上げが伸びる』
まとめ
今回は「功を奏す」の読み方について紹介しました。
「功を奏す」の正しい読み方は「こうをそうす」で、「こうをかなす」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。
