「因縁」という言葉はどう読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「因縁」の正しい読み方と意味について解説します。
「因縁」の正しい読み方は「いんえん」と「いんねん」どちら
「因縁」という言葉の読み方としては「いんえん」と「いんねん」の2つが考えられます。
「いんえん」と「いんねん」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「因縁」の正しい読み方は「いんねん」です。
「因縁」には「因果」【いんが】「原因」【げんいん】など「いん」と読みます。
「縁」は「縁組」【えんぐみ】「良縁」【りょうえん】など「えん」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせると「いんえん」になりますが「因縁」の正しい読み方は「いんえん」ではなく「いんねん」です。
「縁」を「ねん」と読むのは「いんねん」だけで他の言葉では見られない特殊な読み方ですが、「因縁」に「いんねん」以外の読み方はなく「いんえん」と読むのは間違いに当たります。
「因縁」の意味
「因縁」とは、「物事の由来や関係」を意味する言葉です。
「因縁」の「因」は直接的な関係を意味し「縁」は間接的な関係を意味します。
直接的なものと間接的なものを含めた全ての関係性を指す言葉が「因縁」であり、一般的には何かが起きた理由や人同士の結びつきなど離れた物事同士をつなぐものを指す言葉として使われます。
「因縁」の言葉の使い方や使われ方
・『あいつとは奇妙な因縁で結ばれている』
・『あそこまでしつこいのには何か因縁があるのだろうか』
・『昔からの因縁で対立関係にある』
まとめ
「因縁」は「いんえん」と読みそうですが正しくは「いんねん」です。
誤読しやすい言葉なので正しい読み方を忘れないでください。