この記事では、「執り行う」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「執り行う」の正しい読み方は「しきりおこなう」と「とりおこなう」どちら
「執」という漢字は訓読みでは「執(と)る」や「執(とら)える」と読み、音読みでは「しつ」や「しゅう」と読みます。
そして、「行」という漢字は訓読みでは「行(い)く」や「行(ゆ)く」、「行(おこな)う」と読み、音読みでは「こう」や「ぎょう」、「あん」と読みます。
「執り行う」の場合、「執」と「行」それぞれに訓読みを当てるのですが、「執」を「しきり」と読む用法はありません。
したがって、「執り行う」は「とりおこなう」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「執り行う」の正しい読み方は「執り行う」になります。
「執り行う」の意味
「執り行う」とは、「行事や式典などを改まって行う」という意味の言葉です。
「執り行う」の類義語としては、「執行(しっこう)する」や「挙行(きょこう)する」、「司(つかさど)る」や「掌(つかさど)る」などがあります。
「執」という漢字には「とりおこなう」や「手にとる」という意味のほか、「扱う」や「つかさどる」、「こだわる」や「とりつく」、「捕まえる」など多くの意味が含まれています。
「執り行う」の言葉の使い方や使われ方
・『来月あたりに合同での歓送会を執り行う予定だ』
・『大勢の人々に見守られながら進水式が執り行われた』
・『この式場では多くの著名人の披露宴が執り行われている』
まとめ
・「執り行う」の正しい読み方は「執り行う」になります。
・「執り行う」とは、「行事や式典などを改まって行う」という意味の言葉です。