この記事では、「寸評」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「寸評」の正しい読み方は「すんひょう」と「すんぴょう」どちら
「寸」という漢字は訓読みでは「寸(わず)か」や「き」と読み、音読みでは「すん」や「そん」と読みます。
そして、「評」という漢字は訓読みでは「評(はか)る」や「評(あげつら)う」と読み、音読みでは「ひょう」や「へい」と読みます。
「寸評」の場合、「寸」と「評」それぞれに音読みを当てるのですが、そのまま「すんひょう」と読むと誤用になってしまいます。
ここでは、「ひ」の音を半濁音の「ぴ」に変化させ「すんぴょう」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「寸評」の正しい読み方は「すんぴょう」になります。
「寸評」の意味
「寸評」とは、「ごく短い批評」や「ごく短い批評を文章で表したもの」を意味する言葉です。
「寸評」の類義語としては、「コメント」や「レビュー」、「評論」や「短評(たんぴょう)」、「講評(こうひょう)」などがあります。
「寸」という漢字には「長さの単位」や「長さ」という意味のほか、「わずか」や「ほんの少し」などの意味が含まれています。
そして、「評」は「はかる」や「あげつらう」、「物事の良し悪しを判断する」という意味を含む漢字です。
「寸評」の言葉の使い方や使われ方
・『出版社より、現政権に対する寸評を依頼された』
・『作品への寸評が色んな人物から届けられた』
・『社内誌には新技術を取り入れたシステムへの寸評が載せられていた』
まとめ
・「寸評」の正しい読み方は「すんぴょう」になります。
・「寸評」とは、「ごく短い批評」や「ごく短い批評を文章で表したもの」を意味する言葉です。