この記事では、「悶絶」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「悶絶」の正しい読み方は「かんぜつ」と「もんぜつ」どちら
「悶絶」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「悶」の漢字の音読みは「モン」で、訓読みは「もだ(える)」です。
また「絶」の漢字の音読みは「ゼツ」で、訓読みは「た(える)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「もんぜつ」と読めることが分かります。
しかし、「悶」の漢字に「かん」との読みがないことから、「かんぜつ」と読むのは、間違いの様に思われます。
さて、「悶絶」の正しい読み方は「かんぜつ」と「もんぜつ」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
「悶絶」の正しい読み方は「もんぜつ」で、「かんぜつ」と読むのは、先に漢字の個別の読みからの、推察した通り、間違いです。
「かんぜつ」と読み間違えられることがあるとすれば、音読みが「かん」の「関」や「間」の漢字と、「悶」の漢字を混同されたことによるものだろうと考えられます。
「悶絶」の意味
「悶絶」とは、「苦しみもだえて、気絶すること」を意味する言葉です。
「悶絶」の言葉の使い方や使われ方
・『余りの痛さに、彼女は悶絶してしまった』
・『これまで味わったこともない美味に、悶絶するかと思われるほどの、喜びと感動を爆発させた』
・『お化け屋敷が余りにもリアルで、入場した人は、悶絶するほどの叫び声を上げています』
まとめ
「悶絶」の正しい読み方は「もんぜつ」で、「かんぜつ」と読むのは、明らかに間違いです。
また、この「悶絶」とは、「苦しみもだえて、気絶すること」を意味する言葉です。