ギリギリの生活を表す時に使う言葉としては「糊口」があります。
この記事では、「糊口」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「糊口」の正しい読み方は「ここう」と「のりくち」どちら
「糊口」の正しい読み方は「ここう」であり、「のりくち」とは読みません。
この言葉に使われている「糊」は音読みで「こ」、訓読みで「のり」と読みます。
「口」は音読みで「こう」や「く」、訓読みで「くち」と読みます。
正しい読み方の結論
「糊口」の正しい読み方は「ここう」であり、「のりくち」は間違いです。
「糊口」の意味
「糊口」とは元々粥をすするという意味の言葉であり、細々と生活していく様を表す時にも使います。
粥のようシンプルなご飯をすするように食べる生活は生計が困難なことが多く、ギリギリの暮らしをする時に使うのが特徴です。
この言葉を使った慣用句としては「糊口をしのぐ」があり、粥をすすって何とか生活する様や極端に貧乏な生活を表す時使います。
その日暮らしやホームレスなど普通な生活することが困難なケースも多く、生命の危機に関わる場合もあります。
「糊口」の言葉の使い方や使われ方
・『糊口を繋ぐための短期アルバイトを探しているが、こちらも中々見つからず不安になってきました』
・『大学時代はボロアパートに住んでおり、毎日糊口をしのぐような生活していました』
・『そのベンチャー社長は糊口のために色々な事業に手を出しており、多くの借金を背負っています』
まとめ
「糊口」は粥をすするという行為や生計という意味の言葉であり、特に生活が困難な場合に使うのが特徴です。
食べるものが粥ぐらいしかない場合にこれを少しずつ食べることによって耐え忍ぶ様を表す時にも使います。