「気泡緩衝材」という言葉はどのように読めば正しい読み方になるのでしょうか。
今回は、「気泡緩衝材」の正しい読み方と意味について解説します。
「気泡緩衝材」の正しい読み方は「きほうかんしょうざい」と「きあわかんしょうざい」どちら
「気泡緩衝材」という言葉の読み方として考えられるのは「きほうかんしょうざい」と「きあわかんしょうざい」の2つです。
「きほうかんしょうざい」と「きあわかんしょうざい」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「気泡緩衝材」の正しい読み方は「きほうかんしょうざい」です。
「気」は「気体」【きたい】「空気」【くうき】など「き」と読みます。
「泡」は「泡沫」【ほうまつ】「水泡」【すいほう】など「ほう」と読むほか、「泡盛」【あわもり】「一泡」【ひとあわ】など「あわ」とも読みます。
「気泡」はひとつの熟語で「きほう」と読むので、同じくひとつの熟語である「緩衝材」【かんしょうざい】とあわせた「きほうかんしょうざい」が「気泡緩衝材」の正しい読み方です。
「気泡」を「きあわ」とは詠まないので「気泡緩衝材」も「きあわかんしょうざい」ではありません。
「気泡緩衝材」の意味
「気泡緩衝材」とは、「気泡で衝撃を和らげる緩衝材」です。
ポリエチレンシートの表面に形成された円柱状の突起に空気を閉じ込めて気泡をつくり空気圧を利用して衝撃を和らげる構造をしたものが知られています。
一般的にプチプチと呼ばれるシート状の緩衝材のほかにも密閉されたビニール袋に空気を入れて膨らませたものなどいくつかの種類が存在します。
コストが安く様々な形状に対応することから輸送時の衝撃保護など様々な場面で使われる保護緩衝材です。
「気泡緩衝材」の言葉の使い方や使われ方
・『気泡緩衝材に商品を包む』
・『箱を落としてしまったが気泡緩衝材のおかげで傷がつかなかった』
・『気泡緩衝材で保護してあるので多少揺れても問題ない』
まとめ
「気泡緩衝材」は「きほうかんしょうざい」が正しい読み方で「きあわかんしょうざい」とは読みません。
正式名称を使うことをほとんどないもののとても身近なものなので覚えておきましょう。