この記事では、「均衡」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「均衡」の正しい読み方は「きんいつ」と「きんこう」どちら
均衡という漢字表記を目にした人の中には、きんいつという読み方をする人もいたりするのです。
確かに均の漢字は単独でも、きんと読む事が出来ますが、衡の漢字にはそもそも、いつという読み自体が存在していません。
そのため均衡を、きんいつと読む事は不可能であり、きんこうと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
均衡は、きんこうという読み方をすべき言葉です。
というのも均の漢字はそのまま、きんと読む事が出来る上に、衡の漢字も同じく単独で、こうと読む事が出来ます。
以上の事からその2つの読み方をシンプルに組み合わせる事で、均衡は、きんこうと読めるのです。
「均衡」の意味
均衡は、全体を一様にならすといった意味がある均の漢字に、平らに釣り合いが取れるやはかり等の意味を有する衡の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ均衡は、2つ以上の物事の間で力や重さ等の釣り合いが取れている、という意味を示すのです。
「均衡」の言葉の使い方や使われ方
・『資源不足により、需要と供給の均衡が崩れてしまいました』
・『8回の裏に彼がホームランを打った事で、ようやく試合の均衡が崩れました』
・『各チームの戦力が均衡しているので、優勝争いの行方は未だに不明です』
まとめ
均の漢字には、きんという読みはありますが、衡の漢字に、いつという読み方はありません。
なので均衡を、きんいつと読むのは単純に間違いで、きんこうと読むのが正解な言葉です。
更にそんな均衡は、バランスや2つ以上の物事の間で釣り合いが取れている、といった意味を表す際に用いられます。