この記事では、「滑石」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「滑石」の正しい読み方は「かっせき」と「すべいし」どちら
「滑石」の「滑」は、音読みで「カツ」、「コツ」、訓読みで「すべ(る)」、「なめ(らか)」などと読みます。
また「石」は、音読みで「セキ」、「シャク」、「コク」、訓読みで「いし」などと読むことができます。
「滑」と「石」を音読みで読むと、「かっせき」となります。
一方、どちらも訓読みにすると、「すべいし」と読めますが、この読み方ではないようです。
正しい読み方の結論
「滑石」は「かっせき」と読みます。
「滑石」は「すべいし」ではなく、「かっせき」と読むようにしましょう。
「滑石」の意味
「滑石」とは、水酸化マグネシウムとケイ酸塩からなる粘土鉱物の一種のことを言います。
「滑石」は「タルク」とも言い、英語では「talc」と表記します。
「滑石」は他にも、「ソープストーン」、「タルカムパウダー(ベビーパウダー)」、「ステアタイト」、あるいは「フレンチチョーク」などの別称があります。
「滑石」の「滑」は、「すべる」、「なめらか」などの意味があります。
また「石」は、「いし」、「いわ」などを表しています。
そのため、漢字の意味で見ると、「滑らかな石」と言う意味合いになります。
「滑石」の言葉の使い方や使われ方
・『滑石は白色や灰色、または淡緑色をしています』
・『滑石は珪酸塩(ケイサンエン)鉱物の一種です』
・『滑石はチョークや化粧品などにも利用されています』
まとめ
「滑石」は身近なものにも用いられている鉱物です。
「滑石」よりも、「タルク」の方が馴染みのある言葉で、分かりやすいかもしれません。
「滑石」は「かっせき」と読むことを覚えておくと良いでしょう。