「畏敬」という言葉はどう読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「畏敬」の正しい読み方と意味について解説します。
「畏敬」の正しい読み方は「いけい」と「かいけい」どちら
「畏敬」という言葉の読み方としては「いけい」と「かいけい」の2つが考えられます。
「いけい」と「かいけい」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「畏敬」の正しい読み方は「いけい」です。
「畏」には「畏怖」【いふ】「畏縮」【いしゅく】など「い」と読み、「敬」は「敬意」【けいい】「尊敬」【そんけい】など「けい」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「いけい」が「畏敬」の正しい読み方です。
「畏」を「かい」とは読まないので「畏敬」を「かいけい」と読むのは誤りです。
辞書に掲載されている「畏敬」の読み方は「いけい」ひとつだけで「かいけい」などその他の読み方はすべて誤った読み方になります。
「畏敬」の意味
「畏敬」とは、「恐れながらも敬うこと」を意味する言葉です。
圧倒的な存在を前にすると人は相手を恐れると同時に敬意を抱きます。
そのような恐れる心と敬う心を同時に抱くことを「畏敬」と表現します。
一般的には神や仏などの超常的な存在や王様や宗教指導者など立場が高く強い権力を持つ人に対して抱く恐れと尊敬の気持ちが入り混じった感情を表すときに使う言葉です。
「畏敬」の言葉の使い方や使われ方
・『圧倒的存在を前にして畏敬の念を抱く』
・『心の底から畏敬の気持ちを持つ』
・『近寄りがたいほど偉大な相手に対して畏敬の念を抱くのは自然なことである』
まとめ
「畏敬」は「いけい」と読み「かいけい」ではありません。
他に代わる言葉のない独特な表現なので正しい読み方と意味を理解しておきましょう。