この記事では、「山路」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「山路」の正しい読み方は「やまじ」と「さんろ」どちら
「山路」の読み方として考えられるものに、「やまじ」と「さんろ」があります。
「やまじ」と「さんろ」の二つの読み方のうち、「山路」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「山路」の正しい読み方の結論は、「やまじ」と「さんろ」のどちらも正しい読み方になります。
「山路」を「やまじ」と読んでも「さんろ」と読んでも、「山の中にある道」というシンプルな意味は変わりません。
ただし、「さんろ」と読む場合には「やまじ」にはない、「花人親王が身を隠すために名乗った名前」という特別な意味がある点に違いがあります。
「山路」の意味
「山路」の意味は、「山中の道や山越えの道・舗装されていない山の道」になります。
ただし「山路」を「さんろ」と読む場合には、「花人親王(用明天皇となる人物)が、豊後国(現大分県)にいた真野長者の拠点で隠棲して草刈童子となった時に名乗った仮の名前」という歴史・伝承に関連する意味もあります。
有名な幸若舞の「烏帽子折」に、この「山路」の名前の話が出てきます。
「山路」の言葉の使い方や使われ方
「山路」の言葉の使い方・使われ方は、「山の中の道」や「花人親王が仮の名前として名乗ったもの」を意味して使うという使い方になります。
「山路」を使った例文を以下で紹介します。
・『山の日没は早いので、この一本道の山路をとにかく急いで下山してください』
・『小学生の頃まで山の中の一軒家に住んでいたので、足場の悪い山路を歩いて通学していました』
・『山路という用明天皇の別名や幸若舞を知っている人は、かなり歴史に造詣がある人でしょう』
まとめ
この記事では、「山路」の正しい読み方「やまじ・さんろ」と意味を紹介しましたがいかがでしたか?「山路」の読み方・意味・使い方を調べたいときは、この記事の解説を確認してみてください。