この記事では、「冤罪」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「冤罪」の正しい読み方は「えんざい」と「めんざい」どちら
「冤罪」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを説明します。
「冤」の漢字の音読みは「エン」で、訓読みは「ぬれぎぬ・あだ」です。
また「罪」の漢字の音読みは「ザイ」で、訓読みは「つみ」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「えんざい」と読めることが分かります。
しかし、「冤」の漢字に「めん」との読みがないことから、「めんざい」と読むのは、無理で間違いだと考えられます。
さて、「冤罪」の正しい読み方は「えんざい」と「めんざい」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
「冤罪」の正しい読み方は「えんざい」で、「めんざい」と読むのは、先に個別の漢字の読みから推察した通り、間違いです。
「めんざい」と読む言葉には「罪を許すこと」を意味する「免罪」があります。
「免」と「冤」の漢字を取り違えられたのでしょうが、「免罪(めんざい)」は次に記す「冤罪」とは、意味が全く違うので、誤解されないように、読み間違いには注意が必要です。
「冤罪」の意味
「冤罪」とは、「罪を犯していないのに、誤って罰せられること」を意味する言葉です。
「冤罪」の言葉の使い方や使われ方
・『冤罪を防止するために、警察での取り調べでも自白を強要することは禁じられています』
・『彼は逮捕時から一貫して冤罪であることを主張して来ましたが、裁判でそれが認められ、無実が確定しました』
まとめ
「冤罪」の正しい読み方は「えんざい」で、「めんざい」と読むのは、明らかに間違いです。
また、この「冤罪」とは、「罪を犯していないのに、誤って罰せられること」を意味する言葉です。