「閲覧」の読み方と意味とは?「えつらん」と「かんらん」の正しい読み方について詳しく解釈

「閲覧」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「閲覧」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「閲覧」の正しい読み方は「えつらん」と「かんらん」どちら

「閲覧」の正しい読み方を検討するために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みについて、確認します。

「閲」の漢字の音読みは「エツ」で、訓読みは「けみ(する)」です。

また「覧」の漢字の音読みは「ラン」で、訓読みは「み(る)」です。

ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「えつらん」と読める可能性があることが分かります。

しかし、「閲」の漢字に「かん」との読みがないことから、「かんらん」と読むことには、無理があるように思われます。

さて、「閲覧」の正しい読み方は「えつらん」「かんらん」の、どちらなのでしょうか。

正しい読み方の結論

結論としては、「閲覧」の正しい読み方は「えつらん」で、「かんらん」と読むのは、個別の漢字の読みから推察した通り間違いです。

「かんらん」との読みの熟語には「見学・見物すること」意味する「観覧」があり、これと取り違えて「かんらん」と読み間違えられる方が居られるものと思われます。

「閲覧」の意味

「閲覧」とは、「書物や新聞や書類、さらに最近ではウェブページなどの内容を、調べながら読むこと」を意味する言葉です。

「閲覧」の言葉の使い方や使われ方

・『最近は、卒論を書くために、しばしば図書室の閲覧室で調べ物をしています』
・『自分の覚書ではなく、多くの人に閲覧してもらう目的なら、もっと分かりやすい表現を使うべきと言えます』

まとめ

「閲覧」の正しい読み方は「えつらん」で、「かんらん」と読むのは間違いです。

また、この「閲覧」とは、「書物や新聞や書類やウェブページなどの内容を、調べながら読むこと」を意味する言葉です。

読み方
シェアする
言葉の読み方辞典
タイトルとURLをコピーしました