この記事では、「湛水」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「湛水」の正しい読み方は「たんすい」と「ふけみず」どちら
「湛水」の「湛」は、音読みで「タン」、「チン」、訓読みで「たた(える)」と読みます。
また「水」は、音読みで「スイ」、訓読みで「みず」と読むことができます。
「湛」と「水」を音読みで読むと、「たんすい」となります。
しかし、「湛」は「ふけ」とは読まないので、「ふけみず」と読むことはできません。
正しい読み方の結論
「湛水」は「たんすい」と読みます。
「湛」は「たん」とは読めますが、「ふけ」とは読みません。
「湛水」は「ふけみず」ではなく、「たんすい」と読むようにしましょう。
「湛水」の意味
「湛水」とは、水を湛(たた)えることを言います。
農業用語では水田などに水を張って、ため続けることを意味しています。
他にも、土木用語では水がたまることを指しています。
「湛水」の「湛」は、「たたえる」、「厚い」、「深い」などを意味しています。
また「水」は、「すい」、「みず」などを表しています。
そのため、「湛水」は漢字の意味から見ても、「水を湛える」と言う意味合いになります。
「湛水」の言葉の使い方や使われ方
・『いよいよダム湖への湛水が始まったようです』
・『私は湛水農法で稲作を行っています』
・『貯水のために定期的に湛水を行っています』
まとめ
「湛水」と似たような語に「灌水(かんすい)」があります。
「灌水」は主に草木や農作物に水を注ぎかけることを意味しています。
そのため、「灌水」は「湛水」とは、漢字表記も読み方も、また意味も異なります。
他にも、「湛水」と似ている語があるので、間違えないように気を付けたいものです。
「湛水」の意味と、読み方が「たんすい」だということを覚えておくと良いでしょう。