「篤志」の読み方と意味とは?「とくし」と「あつし」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「篤志」の読み方と意味とは? 読み方

ボランティアや寄付に関する話題で使われる言葉として「篤志」があります。

この言葉にはどのような意味があり何が正しい読み方なのでしょうか。

今回は、「篤志」の正しい読み方と意味について解説します。

「篤志」の正しい読み方は「とくし」と「あつし」どちら

「篤志」という言葉の読み方として浮かぶのが「とくし」「あつし」の2つです。

「とくし」「あつし」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「篤志」の正しい読み方は「とくし」です。

「篤」には「篤信」【とくしん】「危篤」【きとく】など「とく」という読み方の他に、一字で「篤い」【あつい】という読み方があります。

「志」「志願」【しがん】「寸志」【すんし】など「し」と読みます。

辞書に記載がある「篤志」の正しい読み方は「とくし」だけです。

「篤姫」【あつひめ】のように人名で「篤志」と書いて「あつし」と読ませることはありますが熟語として正しい読み方とは認められていません。

「篤志」の意味

「篤志」とは、「志が大きく豊かであること」という意味で使われる言葉です。

一般的には人として正しい心持ちや心構えに対して用いられる表現で、ボランティアや寄付など人のために役立ちたいと熱心に思う気持ちを表します。

福祉や社会貢献に熱意を持って行動する人のことを「篤志家」といいます。

「篤志」の言葉の使い方や使われ方

・『彼の篤志は人並みはずれている』
・『多くの人の篤志により修復費用が集まった』
・『篤志に頼っているだけでは立ち行かなくなるおそれがある』

まとめ

「篤志」「とくし」と読むのが正しく「あつし」は人名などに見られる限定的な読み方です。

「チャリティー」に近い意味の言葉なので正しく理解して使いましょう。

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