この記事では、「行使」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「行使」の正しい読み方は「こうし」と「ぎょうし」どちら
行使の漢字を見た人の中には何となく、ぎょうしと読んでしまう人もいるものです。
何故なら最初の行の漢字には、ぎょうという読みがあるし、後ろに続く使の漢字にも、しという読みがあります。
以上の事からそれらの読みをシンプルに合体させて行使を、ぎょうしと読んでしまう事自体は理解出来なくもないです。
所が残念ながら行使は、ぎょうしとは読まず、こうしと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
行使は、こうしと読むべき言葉です。
というのも行の漢字は単体でも、こうと読む事が出来る上に、使の漢字の方もそのまま、しと読む事が出来ます。
そのためそれら2つの読みをシンプルに組み合わせる事で行使は、こうしと読む事が可能です。
「行使」の意味
行使は、ゆくやおこない等の意味を持っている行の漢字に、用いるやつかうといった意味を所有している使の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ行使は、権利や権力等を実際に使用する事を表すのです。
「行使」の言葉の使い方や使われ方
・『全ての人々に自分が持つ権利を行使する機会が与えられています』
・『大統領は予想通り、議決に対して拒否権を行使したのです』
・『私は株主として株主総会に出席して、経営参加権を行使します』
まとめ
行の漢字は、ぎょうと読む事が出来るし、使の漢字は、しと読む事が出来ます。
ですが行使を、ぎょうしと読んでしまうのは誤りであり、こうしと読むのが正解な言葉です。
そんな行使は、権利や非常手段等を実際に使う事を意味する言葉として、用いられています。
