「請書」はビジネスで作成する書類の一種ですが、何のための書類でどう読めばいいのでしょうか。
今回は、「請書」の正しい読み方と意味について解説します。
「請書」の正しい読み方は「うけしょ」と「せいしょ」どちら
「請書」という言葉の読み方としては「うけしょ」と「せいしょ」の2つが候補になります。
「うけしょ」と「せいしょ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「請書」の正しい読み方は「うけしょ」です。
「請」には「請状」【うけじょう】「下請」【したうけ】など「うけ」という読み方と、「請願」【せいがん】「申請」【しんせい】など「せい」という読み方があります。
「書」は「書類」【しょるい】「白書」【はくしょ】など「しょ」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「うけしょ」と「せいしょ」の2つのうち「請書」の正しい読み方は「うけしょ」で「せいしょ」は間違った読み方です。
「請書」の意味
「請書」とは、「発注を引き受けることを証明するために発行する書類」です。
ビジネスの世界では業務を外部に発注することがよくあります。
発注依頼に行き違いがあると大損害につながる恐れがあることから口約束だけではなく書類を発行して引き受けた事実を証明します。
発注の引き受けを証明するための書類が「請書」で、一般的には発注書に対する返信として発行される証明書類です。
「請書」の言葉の使い方や使われ方
・『発注書が届いたので請書を返送する』
・『請書を見て納品日を確認する』
・『いつもの取引なので請書は省略した』
まとめ
「請書」は「うけしょ」と読むのが正しく「せいしょ」は誤った読み方です。
ビジネス取引ではよく発行する書類なので読み方と意味を覚えておきましょう。