「増幅」の読み方は、「ぞうふく」が正しいのか。
それとも「ぞうはば」が正しいのか。
また、どのような意味があるのか。
この記事では、「増幅」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「増幅」の正しい読み方は「ぞうふく」と「ぞうはば」どちら
「増幅」の「増」は音読みで「ゾウ・ソウ」。
訓読みで「ます・ふえる・ふやす」と読みます。
「増加」や「増大」、「増殖」など「ゾウ」の読み方で使われることが多い漢字です。
次に「幅」は音読みで「フク」。
訓読みで「はば」と読みます。
「幅員」や「全幅」など「フク」の読み方で使われることが多い漢字です。
正しい読み方の結論
「増幅」は、音読みの組み合わせで読む言葉で正しくは「ぞうふく」と読みます。
「ぞうはば」と読むことはありません。
「増幅」の意味
「増幅」の意味は、振幅を大きくすることです。
なかでも、電気信号の振幅やエネルギーを増大し出力することを意味する言葉です。
また、日常的に用いられる場合、ものごとの程度や範囲を大きくすることを意味します。
言い換えれば「増加」や「増大」、「膨張」、「膨らむ」などと同じです。
「増幅」の言葉の使い方や使われ方
・『世間の不安を増幅するような報道は慎むべきだと考える』
・『いつのまにか、話が増幅されて伝わる噂話ほど恐ろしいものはない』
・『首相の発言ひとつで、世間の政治不信は増幅することがある』
まとめ
以上のように、「増幅」の正しい読み方は、「ぞうふく」です。
決して、「ぞうはば」とは読みません。
また、「増幅」は専門用語として用いられるほか、日常的にも用いられることが多い言葉となります。
専門用語の場合は、電気信号の振幅やエネルギーを増大し出力することを意味する言葉となりますが、日常的に用いられる場合は、ものごとの程度や範囲を大きくすることを意味します。