この記事では、「前項」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「前項」の正しい読み方は「ぜんこう」と「まえこう」どちら
「前項」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「前」の漢字の音読みは「ゼン・セン」で、訓読みは「まえ・さき」です。
また、「項」の漢字の音読みは「コウ」で、訓読みは「うなじ」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「ぜんこう」と読めることが分かります。
また、訓読み+音読みで繋いで、いわゆる「湯桶読み」すれば、「まえこう」と読めることも分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかは、残念ながらこの分析からは判断できません。
さて、「前項」の正しい読み方は「ぜんこう」と「まえこう」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「前項」の正しい読み方は「ぜんこう」であり、「まえこう」と読むのは間違いです。
この熟語の読み方では、少し特殊な「湯桶読み」ではなく、最も一般的な音読みを重ねた読み方が正しいことになります。
「前項」の意味
「前項」とは、「 前の項目のこと、前の箇条のこと」を意味する言葉です。
「前項」の言葉の使い方や使われ方
・『前項の特長を織り込んだキャッチコピーを考えてください』
・『法定代理人は、前項の開示の請求をすることが可能です』
・『前項のいずれかではなく、全てを満たすことが、補助金を受給できる条件となります』
まとめ
「前項」の正しい読み方は「ぜんこう」であり、「まえこう」と読むのは間違いです。
また、この「前項」とは、「 前の項目のこと、前の箇条のこと」を意味する言葉です。