この記事では、「揮う」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「揮う」の正しい読み方は「ふるう」と「きる」どちら
「揮う」の正しい読み方を考えるために、最初に、「揮」の漢字の読みを漢字辞典で確認します。
「揮」の漢字の音読みは「キ」で、訓読みは「ふる(う)」と記載されています。
「揮」の漢字は音読みは常用漢字ですが、訓読みの方が常用漢字ではないので、余りその読みは知られていません。
この漢字の読みから素直に訓読みすれば、「ふるう」となることが分かります。
また、音読みに「る」の送り仮名を付ければ、「きる」と読める可能性があることも分かります。
さて、「揮う」の正しい読み方は「ふるう」と「きる」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「揮う」の正しい読み方は「ふるう」で、「きる」と読むのは間違いです。
「揮」の漢字は、「指揮」等で見慣れた漢字ですが、訓読みが「ふるう」であることを、この機会に覚えられると良いでしょう。
「揮う」の意味
「揮う」とは「手を振り回すことや、手に持って振り動かすこと」を意味する言葉です。
「揮う(ふるう)」の読み方が常用漢字外なので、代わりに「振るう」と表記されることが多いと言えます。
「揮う」の言葉の使い方や使われ方
・『オーケストラでは、指揮者が指揮棒を揮い、各楽器のパートに合図を送り、コントロールしています』
・『戦国時代のドラマでは軍配を揮って突撃の合図をしている様子がしばしば描けれています』
まとめ
「揮う」の正しい読み方は「ふるう」で、「きる」と読むのは間違いです。
また、この「揮う」とは「手を振り回すことや、手に持って振り動かすこと」を意味する言葉です。