「残債」という言葉はローンや分割払いなどに関連して使われる表現ですが、具体的に何を表しどんな読み方で読むのが正しいのでしょうか。
今回は、「残債」の正しい読み方と意味について解説します。
「残債」の正しい読み方は「ざんさい」と「ざんせき」どちら
「残債」という言葉の読み方として「ざんさい」と「ざんせき」の2つが候補になります。
「ざんさい」と「ざんせき」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「残債」の正しい読み方は「ざんさい」です。
「残」は「残量」【ざんりょう】「敗残」【はいざん】など「ざん」と読み、「債」は「債券」【さいけん】「国債」【こくさい】など「さい」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「ざんさい」が「残債」の正しい読み方です。
「債」に「せき」という読み方はありません。
「ざんせき」は「債」を「積」「績」など「せき」と読む漢字と取り違えたことによって起きた読み間違いです。
「残債」の意味
「残債」とは、「まだ返済が終わっていない借入金」のことです。
「残債」の「債」は借金を意味します。
返済義務がある借金のことを「債務」といい、債務のうちまだ返し終わらず残っている残存債務が「残債」です。
一般的にはローンや分割払いなどで返済している債務のうち金利を除く返済が終わっていない元金の意味で使いますが、金利を含めこれから返さなければいけない債務総額の意味で使うこともあります。
「残債」の言葉の使い方や使われ方
・『分割払いの残債がまだ残っている』
・『残債を一括で返済する』
・『売却金で残債を清算する』
まとめ
「残債」の読み方は「ざんさい」で「ざんせき」は誤読です。
スマホの分割購入に関連して使われる言葉なので正しい意味と読み方を知っておきましょう。