この記事では、「萎びる」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「萎びる」の正しい読み方は「しなびる」と「なびる」どちら
萎びるの文字表記を見た人の中には思わず、なびると読んでしまう人もいるものです。
確かに萎の漢字には、なという読みは存在しており、後ろに続く、びるの平仮名と合わせて、萎びるを、なびると読んでしまう事自体は理解出来ます。
所が萎びるは、なびるとは読まず、しなびると読むのが正し読み方となっているのです。
正しい読み方の結論
萎びるは、しなびるという読み方が正解な言葉です。
というのも萎の漢字は、なの他にも、しなという読みも存在しています。
そのため萎の漢字の、しな読みと、後ろに続く平仮名の、びるを組み合わせる事によって萎びるは、しなびると読む事が可能です。
「萎びる」の意味
萎びるは、勢いがなくなるといった意味を持っている萎の漢字に、平仮名の、びるを付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ萎びるは、水分が失われる事で、張りがなくなり縮んだ状態になる事を表すのです。
「萎びる」の言葉の使い方や使われ方
・『彼女はまだ30代ですが早くも年老いて、顔が萎びる事を恐れています』
・『野菜を外に放置していると、萎びるので注意が必要です』
・『肌が萎びるのを回避したいなら、毎日きちんと肌のお手入れを行う事が大事です』
まとめ
萎の漢字には、しなやなという読みが存在しています。
ですが萎びるの文字に関しては、なの読みを採用して、なびると読むのは間違いです。
萎びるは、なびるではなく、しなびると読むべき言葉となっています。
更にそんな萎びるは、水気を失って張りがなく縮んだ状態になる事や、衰えによりみずみずしさを失う事を示す際に、用いられる言葉です。