この記事では、「蕣」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「蕣」の正しい読み方は「つつじ」と「あさがお」どちら
「蕣」という漢字は訓読みでは「あさがお」や「むくげ」と読み、音読みでは「しゅん」と読みます。
したがって、「蕣」は「あさがお」と読むのが正解です。
ちなみに、「つつじ」を漢字で表記すると「躑躅」になります。
正しい読み方の結論
「蕣」の正しい読み方は「あさがお」になります。
「蕣」の意味
「蕣」とは、「ヒルガオ科サツマイモ属」に分類される植物であり、「朝顔(あさがお)」とも表記されます。
「蕣」は奈良時代、もしくは平安時代に中国から日本に伝来したと言われています。
「蕣」の種の芽になる部分には下剤の作用を持つ成分が豊富に含まれていることから、薬用植物として用いられていたそうです。
なお、中国で「蕣」は「牽牛」と呼ばれ、種子は「牽牛子」として「生薬」に用いられていました。
後に「蕣」は園芸植物として人気を博し、江戸時代には2度の蕣ブームが起こったとも言われています。
「蕣」は原種の薄い青色のほか、品種改良により紅色、白色、紫、濃紺、浅黄、茶色、灰色など様々なバリエーションが出回っており、現代の日本においては最も発達した園芸植物とされているのです。
「蕣」の言葉の使い方や使われ方
・『蕣は古くから園芸植物として親しまれている植物だ』
・『隣の庭には蕣が可愛い花をたくさんつけていた』
・『小学生の頃、理科の授業で蕣を育てたことがある』
まとめ
・「蕣」の正しい読み方は「あさがお」になります。
・「蕣」とは、「ヒルガオ科サツマイモ属」に分類される植物であり、「朝顔(あさがお)」とも表記されます。