この記事では、「一片」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「一片」の正しい読み方は「ひとひら」と「いっぺん」どちら
「一片」には2つの読み方があります。
1つ目は「ひとひら」で、訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
「一」の訓読みは「ひと・ひと(つ)・はじ(め)」、「片」の訓読みは「かた・きれ・ひら・ペンス」です。
2つ目は「いっぺん」で、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「一」の音読みは「いち・いつ」で、「片」の音読みは「へん」です。
「一」を「いっ」と読むのは促音化です。
促音化とは、2つの語が組み合わさって1つの語になる時に、発音しやすくするため、前の語の語尾が「っ」に変化する文法です。
「片」を「ぺん」と読むのは半濁音化です。
半濁音化とは、2つの語が組み合わさって1つの語になる時に、前の語が促音や鼻音の場合、発音し易くする為に後の語の頭が「ハ行」から「パ行」に変化する文法です。
正しい読み方の結論
「一片」の正しい読み方は「ひとひら」「いっぺん」の2つで、読み方により意味が違ってきます。
「一片」の意味
「一片」の読み方による意味の違いは以下の通りです。
「ひとひら」と読む場合、「薄く平らなもの一枚」という意味です。
「いっぺん」と読む場合、「薄く平らなもの一枚」「全体から切り取った一部分」「ごくわずか」という意味です。
「一片」の言葉の使い方や使われ方
「一片」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『一片(ひとひら)の花びらが舞い落ちる』
・『パズルの一片(いっぺん)が見つからない』
・『空に一片の雲も見当たらない』
まとめ
今回は「一片」の読み方について紹介しました。
「一片」の正しい読み方は「ひとひら」「いっぺん」の2つで、読み方により使い方が変わってきます。
正しく読める様に覚えておきましょう。